プロフィール完成版(仮)

 今年も終戦の日を迎えましたね。終戦から67年。まだ67年しか経っていないのか、と感じます。
 わたしは戦後の生まれです。祖父が戦争に行ったと聞いたことがありますが、わたしが幼いころに既に亡くなっていたので、戦争に関する話を聞いたことはありません。
 今回頂いたお題「江戸時代」は、江戸幕府開府から大政奉還までの265年を指すそうですが、日本の歴史上、大きな争いごとのない平和な時代だったという風な印象があります。     
 日本は戦後67年にわたって戦争のない時代を過ごしていますが、江戸時代にはもっと長い平和な時代があったのですね。
 現代と江戸時代の大きな違いをひとつあげるとしたら、ライフスタイル。わたしの手元にある「江戸に学ぶエコ生活術」(アズビー・ブラウン著 阪急コミュニケーションズ)という本には、江戸時代の生活術(家の作り、肥料の作り方、水の供給システムなど)がイラストを交えて細かく描かれています。タイトルに「エコ生活術」とありますが、江戸時代の生活は基本エコなのです。電気もガスも上水道も下水道も完備されていなかった時代、人と人が助け合いながら、家を建てたり、田畑を耕したり、支え合いながら暮らしていました。合理的で、なるべく無駄がない生活になっていくのは自然です。
 たとえば、お風呂。大人がお風呂に入るには大きな桶が必要です。燃料や水も大量に要ります。そういうわけで暑い夏場でも気軽にお風呂に入れないので、代わりに行水するそうです。瓶に水を入れておいて、昼間の太陽で温めます。夕方ごろになると、行水に適した温度になっている。これで燃料いらず。残りの水は料理に使えば、やはり燃料の節約にもなる。行水した排水は、田畑へと流されて無駄がない。
 現代の日本でもエコロジーは重要なテーマ。江戸時代の生活を実践するのは難しいけど、その精神を学ぶことはできるのです。
 もちろん実践できることもあります。目を引いたのは、「できあいの総菜を買うのをためらわない」という部分。わたしも時々買う事がありますが、家事を怠けているとか手を抜いている、と後ろめたく思わないでもありません。
 「大量に料理された(しかも多くの場合、プロの味の)食べ物を消費すれば、燃料や冷凍、輸送、保存などの面で省エネになる」(P174)
 原材料を揃えて作るより、買った方が安価なの、と言い訳のように呟き買っていましたが、理に叶っていたのがわかって安心。
 江戸時代を見直すと、新たな発見がありそうです。