プロフィール完成版(仮)

 大型連休はいかがお過ごしでしたでしょうか。
 わたしは連休の初日に仕事で大阪へ行きました。往復の新幹線は満員。子ども連れの方が多く、いつもと違って賑やかな車内でした。
 長いお休みになると、里帰りや海外旅行へと行かれる方も多いと思います。テレビのニュースでも、そうした人々のインタビューが毎年流れます。風物詩といってもいいでしょう(正直「本当に必要なニュースなのか?」と思ったりもしますけどね)。
 さて、旅行といえば、やはり観光。今回のお題は「観光地」。これまで行った観光地は数えきれません。わたしは「調べ魔」なので、旅行となると、旅行先のあらゆる情報を調べてしまいます。買いもの、名産品、ホテル、当然行くべき観光地もピックアップします。しかしその癖が仇となり、最近は調べ上げた地区へ行き、「おお、調べた通りだった」と見比べて終わり。これほどつまらないことはありません。何の意外性もなく、どちらかというと「思っていたより小さい、しょぼい」とがっかりすることが多い。
 かといって、何も調べずに行くのも、なんだかもったいない。最低限調べて、そのうえで出かけるのがいいのですが、その加減がうまくいきません。
 うまくいったのは、20歳の時に訪れたニューヨーク。その2年後に行ったロンドン。両方ともに現地に友人が住んでおり、色々案内してもらえた、というのがその理由でしょう。
 ニューヨークでは友人宅に泊まり、車を借りて近郊の町へ小旅行もしました。季節は秋。美しい紅葉に出会いました(これがきっかけで紅葉狩り好きになりました)。普通の民家が経営するB&B(ベッドと朝食を提供する宿)に泊まり、リンゴ狩りをしました。特別な観光地ではないそうですが、「あなたたちはベストの季節に来ました」と向こうの人に言われました。酸っぱいリンゴも、色鮮やかな紅葉もわすれがたい思い出です。
 イギリスでは、友人と行き当たりばったりB&Bを探しました。旅行鞄を引いて、めぼしいB&Bの空き部屋があると部屋を見せてもらい、値段交渉し、よさそうな宿をとりました。ベッドふたつにコンチネンタル朝食つき。トイレは共同。部屋にシャワーがついている。部屋は綺麗で、朝食もなかなかおいしい。唯一の難点はシャワー。部屋の片隅にあるシャワーは、まるで電話ボックス。つまりガラス張り。いくら女子同士で泊まるとはいえ、透けて見えるのは……。お互いに気を使い、シャワーを浴びるときは見ませんでした。
 観光地の話を書くつもりが、まったく方向が変わってしまいました。
 旅とは、自分だけの観光地を見つけるものなのだと思うのです。誰もが知る場所ではなく、誰も知らない場所を探しに行く旅のほうがロマンティック。
 次の旅は、最低限の調べ物で、出かけようと思います。