プロフィール完成版(仮)


 今年は何十年ぶりの(はっきりしないほどかなり久しぶり)寒さだそうですね。東京でも雪が降りました。雪が降ってから一週間以上経つというのに、駐車場の端っこや花壇に積もった雪は溶けずに残っていました。それほど寒いというわけです。
 雪に慣れていない東京は、数センチの積雪で、大変な騒ぎになります。こうしている今、日本海側は大変な積雪量になっていると聞きます。
 先月、仕事で鳥取へ行ってきました。偶然ですがその前に立て続けに三人、鳥取出身の方にお目にかかる機会がありました。その三人が口をそろえて「鳥取行きは、この時期はかなりの確率で欠航する」というのです。昨年秋から決定していた鳥取行き、まさかそんな時期だとは思いもよりませんでした。
 天気予報を眺めながら、祈るような気持で迎えた出発当日。東京は快晴。飛行機は時刻通り飛びました。そして一時間一五分ほどで米子鬼太郎空港(日本で唯一妖怪の名がついている空港!)へ到着。雪はありましたが、晴れていました。
 「いやぁ、よかったですね」と迎えに来てくれた現地の方が無事到着してくれたことを喜んでいました。現地の方も心配していたのですね。実際、到着したその日の最終便は欠航したそうです。山陰地方はとても天候が変わりやすいという事を実感しました。
 一口に日本海側と言っても、場所によって積雪量は全く違います(普段それほど雪は積もらない米子ですが、今年に限っては違う、と仰っていましたが)。
 そして同じ日本海側の新潟地方は大変な積雪量。雪かきをしても、次の日にはまた同じだけ積もっている。雪国に住んだことのないわたしに、雪かきの労力は見当もつきませんが、時に命にかかわるくらい大変だということはわかります。
 ところで村上春樹さんの小説「ダンス・ダンス・ダンス」には「文化的雪かき」という言葉が登場します。主人公の売れないフリーライターが自分の仕事を指して言う言葉です。
その意味は、誰もやりたがらないけど、誰かがやらないとあとで困る(内田樹著「村上春樹にご用心」による)。自分がやった仕事(雪かき)は、次の日その成果はきれいさっぱりなくなり新たな雪が積もっている。うーん、掃除や料理とも似ているような気がしますね。
 それでも誰かがやらなければ困る。そんな無駄とも徒労とも思えることを、繰り返すことが出来る人でありたいとわたしは思います。
 そのためには、まめに掃除して(出来ていない)、ご飯をこしらえ(わりとしている。食いしん坊だから)、締め切り前に原稿を完成させる(ギリギリにならないと出来ない!)
勉強の予習復習(気が向いたときだけしかしていない)……文化的雪かき、今年の目標にします。