武林先生プロフィール写真4

 はじめまして。不動産鑑定士の武林秀則と申します。
さて、ティムールジャパンさんのHPコラム寄稿のはじめとして、最近の不思議な体験をお話しします。
不動産の売却に携わったときのことです。よく、不動産の売却可能な価格を知りたいというお客様の相談をお受けするのですが、その時は、ある会計士の先生から紹介いただいた個人の方のご依頼でした。とりあえず、ご所有の不動産の価格を評価してお伝えしたところ、怪訝な顔をしていらっしゃる。で、話を聴くと、既に、不動産会社さんに売却を依頼していて、買主が現れたとの連絡がきた、とのこと。その買受希望価格が、こちらが出した評価とかなりの幅で違っていたのです。
 不動産鑑定士というのは、その職業柄、価格に対して厳しい見方をしすぎると見られがちですが、このケースでは、当方の評価の方が相当高かったので、むしろこちらがびっくりしたほど。それで、この方、その買主さん流して、改めて新しい価格で売却に出したところ、買付が数件入った。結局、売却うまくいって目出度し、目出度し。こんなときは、鑑定士はひとりで悦に入るもの…。ただ、地価下落の激しかった2008年9月の金融ショック後、評価が難しい時期もありましたので、評価者によって価格にバラツキが出てくることは今でも結構あるのではないかと思います。また、不動産にも、形状や道路付けが良くなかったりして、こうした個別事情が大きいと評価に食い違いが出てきやすい。でも、どういう事情があったにせよ、結果、この方はいい選択をされた、ということです。
と、ここまでは、事の次第で、そんな話、世の中いくらでもあるよ、単に、不動産会社さんの問題でしょ。そのとおりで、当初よりティムールジャパンさんのようにきめ細かい対応を図っていらっしゃる会社に依頼しておけばまず問題なかった。が、ここからがお話ししたいこと。
 売却不動産があったところは旧友の自宅近くだったので、はじめこれに驚いてはいたのですが、実は、なんと、その不動産の買主さんは、私が以前住んでいた目と鼻の先の不動産屋さんだったのです。さらに、ご依頼者のご出身地やご職業の方に私の知人が多く、ものすごく馴染みがあったので、いろいろご縁ありますねーなどと話していたら、ところで…と、これもどうでしょうかと出された別の不動産。見ると、全く違う県にある。でも、なんか見たことある。私が別の仕事でよく通っていた学校のすぐ近く。さらに聴くと、その方のご主人の家系は、皆その学校のご出身とのこと。えっ、と思って、それじぁーって、私がその学校でお世話になった先生の名前を挙げると、先方も、ええっっ。そして、私ももう一度、え、ええっ! その人、親戚の結婚式に来てもらってご祝辞を賜りましてねぇ、って。ちょっとゾッとしてきました。これはもう、ご縁ですねー、で片付けられることではなくなってきた。この方とは昔からお知り合いだったのでは、いや、誰か操ってるんですかー、って怖くなるくらい。でも、第三者が聴けばそんなに驚くことではないんでしょうけどね。
 よく、ご縁といいますが、これは人と人とのご縁ですが、地縁というのもどうもこれに絡んでいる気がします。偶然が重なっただけということで済ましてしまえばそれで終わりですが、不動産に携わっていると、たまにこうした奇妙なことに遭遇する。で、この取引にお力添えできて良かったと思うのは当然ですが、ここで改めて思うことは、「ご縁を大切に」って言うのはホントだなー、ってことです。
 ティムールジャパンの中川社長様とは、ある方を介してお知り合いになりました。きっとまだ明らかにされていない何か「ご縁のもと」があるのでは、と思っています。それを、社長と一緒に探していきたいと感じています。
ティムールジャパンの皆さま、同社とご関係のある方々、そしてティムールジャパンのお客様におかれましては、皆さまそれぞれが、それぞれの「ご縁のもと」を探していただければ嬉しく思います。